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高齢猫の3頭に1頭が発症?猫の慢性腎臓病の特徴と、おうちで気づける危険サイン

執筆者の写真: syryahp2025
syryahp2025
10月23日
読了時間: 2分

猫と暮らしている飼い主様にとって、避けて通れない代表的な疾患が「慢性腎臓病」です。 統計上、10歳以上の高齢猫の約3頭に1頭(約30〜40%以上)が慢性腎臓病を患うと言われており、猫の死因の上位に常に位置しています。


猫は犬以上に「体の不調や痛みを隠す動物」であるため、飼い主様が日常の些細なサインに早く気づいてあげることが何よりも重要です。


1. なぜ猫は腎臓病にかかりやすいのか?

猫の祖先は砂漠で暮らしていたため、少ない水分で生きられるよう「濃いおしっこを作る」構造に腎臓が特化しています。その分、生涯を通じて腎臓の組織(ネフロン)に強い負担がかかりやすく、加齢とともに腎機能が低下しやすい宿命を持っています。


2. 猫の腎臓病で見られる初期〜進行期のサイン

猫ちゃんの腎臓病は非常にゆっくりと進行するため、毎日のスキンシップやトイレ掃除の際に注意深く観察することが大切です。


・トイレの塊が大きくなった・回数が増えた(薄い尿がたくさん出ているサインです)

・お水を飲む場所や回数が増えた(器の水が減るスピードが早い、蛇口から直接飲みたがる等)

・食べる量が減り、背中を触ると骨が目立つようになった

・毛艶が悪くなり、毛がパサついて割れる

・週に数回、胃液や泡を吐くことがある


3. 最新の早期発見マーカー「SDMA」と尿検査

これまでの血液検査(クレアチニン値など)では、腎機能の約75%が壊れて初めて数値が上昇するため、初期の発見が困難でした。


しかし現在の獣医療では、腎機能が約25〜40%低下した段階で異常を検知できる「SDMA」や、タンパク尿の漏れを調べる「尿検査」を行うことで、症状が出る前の段階で確実に異常をキャッチできるようになりました。


早い段階から「腎臓病用療法食」への切り替えや、日常の水分摂取の工夫(ウェットフードの併用など)を行うことで、愛猫の苦痛を減らし、穏やかな生活を長く続けることができます。


4. 11月限定「腎臓検査キャンペーン」のご案内

松陵動物病院では、11月1日より「腎臓検査キャンペーン」を実施いたします。


「病院に連れて行くと、犬の鳴き声に怯えてパニックになってしまう…」と心配な飼い主様もご安心ください。当院では、繊細な猫ちゃんが少しでもストレスなくリラックスして受診できるよう、できる限り他の動物さんと一緒にならないよう配慮をおこなっています。


7歳を過ぎた猫ちゃんや、最近トイレ・お水の様子に変化が見られる猫ちゃんは、ぜひこのキャンペーン期間中に受診をご検討ください。予約不要でお立ち寄りいただけます。

 
 
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